
今回はひきこもり脱出を目指す方に向け「クラウドワークスはどんな感じか?」を、お伝えしたいと思います。
同じようなサイトはたくさんあるので、初心者さんが迷ってしまうのではないかと思ったのが、本稿を書いた理由です。
過去どっぷり漬かっていたワーカーとして、下記のような疑問にお答えしました。参考にしていただければと思います。
- クラウドワークスはスキル・経験なしでも稼げるの?
- ランサーズと比べてどうなんだろ?
- まずはどれから手を付けるべき?
クラウドワークスは稼げるの?
まずは結論。クラウドワークスもランサーズ同様に「スキル・経験なし」で月に数万円~10万円くらいは稼げます。
やり方はとってもシンプル。ランサーズと同様に「タスク作業」に挑むだけ。自信のある方はいきなりプロジェクトに挑むのもアリですが、基本的にはタスクメインがオススメです。ちなみに、タスクメインで働く人を「タスクマン(タスクレディー)」といいます。
はい。カンタンなだけでラクではありませんが、稼げます。コチラはわたしが過去、実際に稼働したワークデータです。
登録して半年くらい修行すれば、ほとんどの人が数万円は稼げるようになります。
クラウドワークスも「やる気次第」
「やる気=稼ぎ」なところは、クラウドワークスもランサーズも変わりません。
どんなにスゴイスキルがあっても、やる気ゼロでは1円だって稼げない。逆にスキルや経験ゼロの人でも、やる気を出したぶんだけ、お金はドンドンもらえます。
もちろん、わたし自身も特別なスキル・経験はありません。こちらはわたしのステータスになりますが、こんな程度のレベルです。
怪しいヤツって雰囲気しか出ていませんね。でも、これで受注に苦労した経験など一切ありません。プロジェクトもぜんぜんいけます。
ムリに着飾って「緊張感」を負うより、これくらいの方が気軽です。
やってるうちに慣れてくる
ランサーズも同じで、クラウドワークスも数をこなすほど上達します。
スキル・経験ゼロでスタートした人でも、文章を書いたり作業を手伝っているうちに、だんだん「もっといい文章を書きたい!」、「CMS投稿も手伝ってあげたい!」、「他のタスクマンを指揮して効率化したい」と、自分が新たなスキルを欲しているコトに気付くはずです。あとは自分の欲求に従いスキルアップに励むうちに、だんだんとクオリティ的なものが上がってきます。
そんな生活を1年も続けていると、どうでしょう。
- タスク実績が評価され、1件数万円のプロジェクトの誘いを受けた
- ライティングメインだったのに、コーディング作業もできるようになった
- リサーチ業務をまとめて受注し、適切な人材に提案する発注側の立場になった
などなど、様々な成長機会を掴めるはずです。実際、長くタスク作業を続けた人の多くは、新たなステージに上がっています。
ランサーズとクラウドワークスはどっちがおすすめ?
「タスク作業」に限って言うなら、ランサーズとクラウドワークスはどっちもどっちな印象です。(初心者ライティングやカンタンワークなど)
ただ「2019年7月現在で、どちらがオススメか?」と問われますと、クラウドワークスを推したいです。(わたしはランサーズメインでやってましたが…)
理由はなんといっても、案件数。ランサーズも仕事の質を高めるなどいろいろな施策をしていますが、案件数に勝る要素はないものと判断しました。詳しくは下記の比較表をベースにして、順を追って解説します。
ランサーズとクラウドワークスの比較表(タスク)
ランサーズ | クラウドワークス | |
タスクの数(2019年7月時点) | 約480件 | 約840件 |
AI判定 | アリ | ナシ |
システム手数料 | 5%~20%(実質20%) | 20% |
振込手数料 | 楽天100円・他行500円(税込) | 楽天100円・他行500円(税込) |
タスクの数
タスクマンにとって、案件数は最重視すべきポイントです。
タスクで稼ぐ人にとって、案件の多寡は命綱。多いほどタスクマンにとって稼ぐチャンスが増えますし、逆に減るほどタスクマン同士の競争が激化します。
両サイトのタスク件数を検索しますと2019年7月時点で、2倍近くの差があるとがわかります。
これがクラウドワークスを強く推す、最も大きな理由です。
ただし、クラウドソーシングサイトはトレンド要素の強いサービスです。例えば、現在クラウドワークスの方が案件数多いからと、将来もそうであるとは限りません。当方が知る限り、ランサーズの方が案件数が多かった時代もありました。
AI判定
AI判定は、ランサーズが最近取り入れたシステムです。
詳しい仕組みはわかりませんが、要は「掲載している案件の報酬額が、相場と比べて適切な否かを判定する」というもの。働く人にとっては、なかなか嬉しそうなシステムです。
しかしこの機能、タスクマンとして稼ぐなら「不要」です。
なぜなら、タスク作業はAI判定に頼るより、自分の「書きやすい」で決めた方が正確だから。例えば、同じゲーム記事を書くにしても、知ってるゲームについて1000文字書くのと、知らないゲームについて300文字書くのでは、前者の方が圧倒的にラクです。
AI判定はあくまで効率よく稼ぎたい人にとってあるもので、がむしゃらに働いて経験を積むべき初心者ワーカーには向かないのではないかと思っています。
システム手数料
ランサーズもクラウドワークスも2019年7月現在、手数料は5%~20%の範囲です。手数料の範囲は報酬額により変動します。
しかしタスクマンにとって、システム手数料はどちらも実質20%。なぜなら、クラウドワークスは「タスクは一律20%」と定めていますし、ランサーズにおいても「10万円未満の報酬は20%」だからです。
ハッキリ言って、タスクの単価は低いです。
実際にサイトを訪れるとわかりますが、タスクで1件10万円なんてとてもムリ。1000円以下の案件が圧倒的多数を占めています。
振込手数料
振込手数料はどちらも同じ。両社に優劣をつけるポイントは全くありません。
ココで伝えたいのは、楽天銀行がお得なコト。
わたしはタスク界隈に飛び込んで既に5年以上の経験を持ちますが、楽天銀行はずっと100円。「キャンペーンで1か月だけ100円でした…」なんてことはありませんから、作っておくと非常に便利です。
まとめ
ランサーズもクラウドワークスも、大きな違いはありません。どちらも初心者向けのタスクが多く、好みで決めて良いでしょう。
ただし2019年7月現在で、どちらがオススメかと問われますと、わたしはクラウドワークスをオススメします。「タスク作業」の案件数がランサーズと比べて多く、初心者としては参入しやすい環境だからです。
もっとも、ランサーズやクラウドワークスは「やる気=稼ぎ」な世界です。
高度な技術やスキルをお持ちの方は別として、「誰にでもできる作業で稼いでいこう」とお考えの方は、「効率よく稼げる」サイト選びに悩むより、豊富な経験を積める案件数の多いサイトをオススメします。