全国で進むひきこもり把握の実態調査。新潟県長岡市は、市内の「ひきこもり」の現状を知るためにアンケート調査を実施しました。この調査は市内の民生委員を対象に行われたもので、472人のうち96.9%が回答。その結果、ひきこもりの該当者は218人と判明しました。
40代~50代が多い
調査結果によると、ひきこもりの年齢層で最も多かったのは40代で32%、次に50代が27%でした。特に男性のひきこもりが多く、75%を占めていました。また、ひきこもり期間が10年以上の人が44%と最も多く、大半の人が親族と一緒に住んでいることもわかりました。さらに、ひきこもりの原因の多くは就労に関することや不登校で、約半数の原因は不明でした。
長期間引きこもっている人が多い
この調査から、特に40代~50代の中高年のひきこもりが多いことや、男性のひきこもりが多いことがわかりました。また、長期間ひきこもっている人が多く、家族とともに暮らしているケースが多いことも明らかになりました。これは、家族が長期間ひきこもりのサポートを続けていることを示しており、家族へのサポートも必要であることが伺えます。
民生委員も対応に苦慮
調査からも多くの民生委員は対応方法がわからないと感じています。支援の周知や、具体的な方法の提供が必要となってくるでしょう。
長岡市は約28万人。たったの218人しかいないのに驚きかも ホントはもっといるんじゃないかな?