宮城県が提供する「おらんちラウンジ」:ひきこもりの方々のための新しい一歩

2023年10月から2024年3月にかけて、宮城県は特に「ひきこもり状態にあり、対面でのコミュニケーションや外出が難しい方々」を支援するために、無料の「オンライン居場所」を提供すると明らかにしました。

「おらんちラウンジ」とは

このオンライン居場所、「おらんちラウンジ」は、社会に出て何か新しいことに挑戦したいけれど一歩踏み出せない方々のための支援サービスです。参加者は、オンラインで交流したり、勉強したり、悩みを相談することができます。利用者は宮城県内に住む、義務教育終了後の15歳以上のひきこもり状態にある方々で、年齢は問われません。

提供されるサービス

サービスでは、「バーチャルオフィスサービスoVice(オヴィス)」を利用し、アバターの操作やチャット、音声通話機能を通じて、参加者がオンライン上で集まります。活動には、クイズやゲームを使った交流、動画鑑賞会、座談会などが含まれます。また、個別相談や学習サポートも提供されます。

実施詳細

実施は毎週1回、月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)に行われます。時間は9:00~17:00、月に1回17:00~21:00のスケジュールです。個別相談や学習サポートは予約制となっています。

参加のしやすさと安心感

「おらんちラウンジ」は参加しやすい形を目指しており、例えば、本名や顔を出す必要がなく、聞くだけの参加も許容されています。運営者は参加者の意見を否定したり、詳細を詮索したりしない安全な環境を提供します。

運営事業者について

このプロジェクトは、委託を受けた特定非営利活動法人Switchと株式会社キズキが共同で運営しています。Switchは、若者の「学ぶ・働く・メンタルヘルス」に重点を置いたサービスを、キズキは、不登校やひきこもり、生活困窮などの問題に直面している人々向けの事業を展開しています。

詳細は下記のURLでご確認!

 

 

参考:特定非営利活動法人Switch

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