三重県が氷河期世代採用試験を決定、6月~7月の募集要項発表を目指す

画像三重県

三重県は2020年2月27日、当サイトの取材に対して来年度の採用計画に、氷河期世代の採用試験を盛り込む考えを明らかにしました。

同県人事課によると、募集対象は33才~44才程度の氷河期世代の人材で、学歴・職歴を問わない形式での応募を想定するとのこと。募集職種や採用人数は、今後調整するとしています。

県は記事発表時点で採用時期などを公表していませんが、1次試験は2020年9月頃で、2020年6月~7月にかけて募集要項の発表を目指す考えです。

県職員の年齢構成等を考慮

三重県は採用試験実施の背景として、国の要請や県職員の年齢構成など、複数の要因を挙げています。

氷河期世代の採用を巡っては国が今後3年の支援計画のひとつとして、地方自治体による直接採用を掲げています。また県職員の年齢構成を振り返っても、30代~40代の人材は相対的に少なく「(氷河期世代の参入は
)バランス的に悪くない」とのこと。

同県の採用発表は県内初の事例ですが、試験の実施に当たってはこうした事情を勘案したうえで「他県の実施状況を参考にした」と述べています。

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