北海道、氷河期世代合計18名を事務系業務の正規採用へ

参考就職氷河期世代を対象とした採用試験/北海道より

北海道は2020年2月21日、いわゆる就職氷河期世代を対象にした採用試験の実施を発表しました。

公式ウェブサイトの資料によると、募集対象は1970年4月2日~1986年4月1日までに生まれた人で、職歴・学歴は不問です。募集枠は一般行政や教育行政など3職種・合計18名程度を予定しています。

北海道への取材によると、今後2020年3月4日に試験案内を公開し、2020年3月16日~2020年3月24日の約1週間程度、募集を実施するとのことです。

 

ゆめ
北海道の18名は、過去最大級の募集よ!

 

多様で有為な人材を広く募集

北海道はこれまで、いわゆる経験者枠として氷河期世代を含めた「C区分」による募集を実施してきた自治体です。

ただし従来のC区分は、応募条件に民間企業等での社会経験が含まれ、不安定雇用を課題とする氷河期世代にとって、受験のハードルとなる可能性がありました。

そこで北海道は、国の氷河期世代への支援要請も踏まえて、今回新たに対象世代向けの試験として、C区分に「経験不問枠」を創設。道が目指す多様で有為な人材を募集する方針もあり、単純な勤続経験に捉われない、広く人材を募集する決定を下しました。

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