台湾引きこもり

台湾のニュースメディア「世界日報」は2019年8月、台湾北部の新北市新荘区に位置する集合住宅にて、63才の引きこもり男性がミイラ状態で死亡していたと報じました。

遺体は別の階に住む兄が発見し、「たまたま家を訪れたときにドアの隙間から男性部屋の様子を伺うと、倒れているように見えたため通報した」と供述。ドアにはカギがかかっており侵入が難しく、駆け付けた消防とともにドアを壊したところ、男性の死亡が確認されました。

男性と同居していた母親は警察の聴取に対して「男性の死亡に気付かなかった」と話しています。

食べ物を届けるだけ。同居の母親とも疎遠な関係

 

男性の母親によりますと、死亡した男性は63才であるものの、定年退職した無業状態などではなく、「若いころから職場になじめず、長期的に引きこもり状態」でした。

男性は自身の境遇に負い目を感じていたのか、兄ばかりか同居する母親とも疎遠な関係を継続。空腹の時だけ自室から出てきて、冷蔵庫から食べ物を持ち出すような生活を過ごしていた様子。

母親は男性とのかかわりについて「息子と最後に会ったのは6月中旬(2か月くらい前)」と話しており、ほとんど干渉しない生活を続けていたと見られています。

 

死臭や水分出るも「ネズミのニオイ」と誤解される

 

消防や警察が踏み込んだとき、男性の部屋からは死臭が漂っていました。

通常はこうした腐敗臭から異変が明るみに出ますが、男性の家族らはニオイを「ネズミのニオイだ」と判断し、男性の死亡など想像しなかったと供述。遺体から染み出した水分も、部屋に敷かれた暑いキルト生地のカーペットなどに吸収され、発見が遅れたものと考えられています。

男性は家族との関りを断っており、こうした関係性が影響した事件と言えるでしょう。警察当局は周囲の状況証拠から、いわゆる孤独死の可能性が高いと見て、捜査を進めています。

 

参考同住家中 2個月沒見…老母報警破門 驚見兒已成乾屍/世界日報

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事