滋賀県、来年度中にも氷河期世代採用試験実施か│定例会議で知事発表

滋賀県知事の三日月大造氏は2019年12月6日、就職氷河期世代を対象にした県正規職員の採用試験を、来年度中にも実施する考えを明らかにしました。

滋賀県はこれまでも行政職や土木職について経験者向けの社会人採用試験に取り組みましたが、別途「経験不問」の採用枠を設ける考え。

今後会議や協議を重ねて、具体的な対象者や採用枠を特定する方針を示しています。

相次ぐ氷河期世代採用試験

日本政府は2020年度以降、氷河期世代への支援に本腰をあげる考えを示しています。

政策内容は民間企業への支援や支援対象者への援助が大部分を占めていますが、一方で総務省など中央官庁が「自治体による氷河期世代の採用」を促すなど、公務員採用の動きも強まっています。

対象世代は学生時代、「定員適正化計画」のもと、他の世代と比して公務員採用枠を減らされた過去も有しています。当事者のなかにも公務員を志している層は多く、氷河期採用の陳勝呉広となった宝塚市の採用試験では、約1,600人もの応募が確認されています。

参考就職氷河期世代、県職員試験に採用枠 不本意な非正規雇用の人多く/Yahoo!ニュース

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