不安な引きこもりさんにオススメ!「いつか脱出」への6つの対策

引きこもり歴15年のわたしが、不安なニート→引きこもり中に「してよかった」と感じた対策をご紹介します。

長いことひきこもり生活を続けましたが、社会復帰を果たした今も、まったくムダと感じていません。ここで紹介するアクションは、わたしにとって、それほど有益な対策ばかりでした。

もちろん、わたしにとって有益だから、みなさんにとっても有益とは限りません。ですが、「本稿を読んでいる方は、きっと不安や悩みを抱えている」と考えて、ここに記したいと思います。

それでは、さっそく行ってみましょー!

 

不安解消!「やっててよかった!」6つの対策

 

わたしが試した対策は、いずれも特別変わったものではありません。将来が不安になったひきこもりさんなら、誰でも考えることばかりです。

ですが、実際にやる人って、思いのほか少ないです。引きこもり中って基本的にやる気ナシ状態ですから、当たり前かもしれません。

なので今回は、その理由もしっかりと書きました。納得の上で、実践していただければと思います。

 

やってよかった6つの対策
  1. 健康診断を受ける
  2. 支援情報を集める
  3. 資格を取る・技術を磨く
  4. 在宅ワークや単発バイトにチャレンジする
  5. 就職支援サービスを利用する
  6. 運動する

 

対策1:健康診断を受ける

1年に1度、健康診断を受けましょう

医療機関によりますが、たいていの病院は1回1万円くらいで予約できます

健康診断を勧める理由は、引きこもりは健康管理が難しいから。会社員なら年に1度受けられますが、引きこもりやニートは自分で診断を受けない限り、健康管理できません。

わたしは引きこもってから5年して、はじめて健康診断を受けました。

当時は「何ともないよね~」と気楽に考えていたのですが、血液検査で「肝機能に異常アリ」との判定が。その後、不安に駆られ食事制限をしていなければ、いまごろ肝臓が大変なことになっていたかもしれません。

一般的な引きこもり生活は「不規則&不健康」です。また、何年もひきこもっていると、自然と体も衰えます。

つまり、病魔が忍び寄っていても、不思議ではないのです。

大丈夫と思っているアナタ。油断は禁物ですよ!

 

対策2:支援情報を集める

月イチで構いませんから、引きこもりや低所得者向けの支援情報を集めましょう。

とくに郵便物とインターネットは、欠かさずチェックがオススメです。自治体や委託事業者の支援情報は、意外と有益なものが多いからです。

例えば、わたしが住んでいた自治体では、

引きこもりのような所得のない人に一時金をくれるサービス
市役所の古くなったパソコンを激安(5,000円~10,000円くらい)で売ってくれるサービス
お金がなくなってヤバい時に無利子で貸してくれるサービス

などがありました。

とくに、ほぼ無条件でお金がもらえる一時金は、少額とは言え、かなり嬉しかったです。払下げパソコンも、ホームページやブログを運営する練習ツールとして役立ちました。当時のわたしはスキル不足が不安だったので、助けられた思いです。

また、最近は国も、低所得や引きこもり状態で困っている人へ、さまざまな支援を計画しています。

例えば2019年8月現在は、2万円で2万5千円ぶんの商品券が買える「プレミアム付商品券」が売られています。対象の方にはオススメです!

 

対策3:資格を取る・技術を磨く

将来が不安な方は、興味を持った資格や技術について、勉強を進めましょう。

これはわたしひとりの意見ではなく、過去実施したアンケートで多くのひきこもり経験者が語った対策です。

理由は、特定のジャンルに対する強みこそ、社会に出てからの武器になるから。

引きこもっていても、資格を取ったり、スキルを磨き続けていれば「そろそろ社会復帰してやるか!」と奮起したとき、必ずに役立つはずです。

例えば、わたしは文章を書くのが好きなので、ハンゲームのブログを書き続けました。文章を書くための初心者向け講座を受けたり、新聞の真似をしてニュースを書いたりと、いろいろチャレンジしたのを覚えています。

お陰でいまは、なんとかフリーライターとしてやっています。

いまを振り返っても、あの時のアクションがムダだったとは思えません。最初にプロジェクトに入った時など、不安しかありませんでしたが、クライアントから「初心者さんにしては、よく書けている」と褒められました。

このように、ひきこもり期間中も努力次第で、有意義なものとして過ごせます。

 

対策4;在宅ワークや単発バイトにチャレンジする

昔は「自宅でできるネットビジネス」と言えば、アフィリエイトやネットショップ・転売くらいしかありませんでした。

ですが、現代社会は下記のように、自宅でできるいろいろなビジネスが増えています。また、単発バイトなども有用です。

動画サイトやSNSを駆使して、コンテンツの発信者になる
テレワークで就職して、自宅に居ながらアルバイトをする
クラウドソーシングサイトで、記事制作やデータ入力の手伝いをする

適正があって本業化に至れば、それもひとつの社会復帰。仮に仕事が合わず辞めたとしても、ある程度のお金は手元に残ります。

引きこもり生活は、とにかくお金や不安との戦いです。

自宅で稼げる在宅ワークは、引きこもりにとっても収入源。稼いだお金は、自身が本当にしたいことができたときの、貴重な資金となるはずです。

 

対策5:就職支援サービスを利用する

行政はときどき、特定の層に向けた就職支援サービスをスタートします。

たとえば2019年8月現在、就職氷河期(35才~44才の人)を対象に、3年間で30万人の正規雇用を目指す「就職氷河期支援プログラム」が計画されています。

この支援計画は今後、対象世代の資格取得を援助したり、職業訓練を進めるなど、かなり踏み込んだものとなる予定です。政府のやることなので失敗する可能性もありますが、「欲しい資格や技術を取って独立」なんて手もアリでしょう。

また、兵庫県宝塚市や愛知県などは、「就職氷河期を対象にした公務員採用試験」なんて企画も打っています。倍率は相当高くなりそうですが、うまく採用を掴めば、非の打ち所がない社会復帰が可能です。

いずれにせよ、利用できるものは利用した方が良いでしょう。体は引きこもり続けていても、心は不安な気持ちから決して逃げず、外にアンテナを張っておくスタイルが重要です。

情報収集が面倒な方は、このサイトだけでもブックマークをオススメします。引きこもりやニートの支援情報を、いち早く配信しています。

 

対策6:運動する

最後にご紹介したいのが、運動です。

運動といっても、わたしは夜に散歩くらいしかしていません。人目に付くのがいやだったので、暗くてホラーな経路を選び、こっそり歩いていました。

ですが、たったこれだけの運動でも、ずいぶん効果が違ってきます。夜ぐっすり眠れるようになったうえに、集中力も高まりました。また、不安やモヤモヤも消え去ります。スポーツには詳しくないのですが、そういう効果があるのかもしれません。

いずれにせよ、「何となく気分が乗らない」時など、運動がオススメです。

 

まとめ

引きこもり・ニート生活は何をするにも自由ですが、その日々は確実に人生のツケとして回ってきます。

しかし、その一方で、働きたくても働けない事情もわかります。

わたしに言えることは、ニート・引きこもりの日々を、少しでも有意義に過ごすことだけです。不安から逃げているだけでは、物事は解決しません。

仮に引きこもり生活を続けるにしても、健康管理やスキル磨きを怠らず、支援情報を集めていれば、「よし。やるか!」となったときに、スムーズな復帰が実現するでしょう。

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