
埼玉県でこのほど、氷河期世代を対象とした採用試験の検討が進んでいると明らかになりました。
情報によると、同県は34才~49才を対象に事務職を5名ほど採用する見通し。試験は従来の社会人採用(社会経験豊富なひと向けの試験)とは別枠で、学歴や職歴は問わない試験形式が予定されています。
記事発表時点で詳細は明らかになっていませんが、実施の可否を含め、今後数週間内に決定するものと見られます。
民間採用も支援強化
埼玉県では、民間企業での雇用拡大を狙う動きも出ています。
同県は2019年度、氷河期世代を対象とした合同説明会を実施し、対象者に雇用機会を提供するなどしていますが、2020年度は実施回数を2回に増やし、より多くの就業機会を提供する計画です。
また、同県労働局は今後、県内の民間業界団体を交えた協議の開催も予定しています。協議の目的は国が実施する支援策をどのように取り入れるかといったものですが、企業側に対しても採用への理解を求める狙いから、雇用拡大を要請する方針です。
参考fa-angle-double-right埼玉県も氷河期世代採用へ/Yahoo!ニュース