困窮者や障がい者も対象にした就職支援、ありそうで知られていない公共サービス「まごころワークステーションたんば」が今年、10周年を迎えます。
まごころワークステーションたんばは、兵庫県丹波市と労働局が共同で庁舎内に設置した就職支援サービスです。求職者向けの相談やアドバイスに加えて、生活相談のために市役所に訪れた人がスムーズに支援を受けられるよう、キャリア相談や心理士よるカウンセリングサービス、キッズスペースなども提供。さらにハローワーク同様の求人検索端末や「子育てしながら働きやすい求人」、「高齢者向けの求人」ファイルを提供もするなど、就職つながる様々なサービスにアクセスできる環境が揃っています。
「まごころワークステーションたんば」は、設置から順調に成果を伸ばしています。
丹波市によると、ステーション利用者は2022年で46,109人を超えており、このうち1,864人が無事就職につながっているとのこと。就職関連サービスには様々なものがありますが、同様の施設拡大が期待されます。
