地域でひきこもりの理解を広める全国キャラバンが再び開催

厚生労働省は2023年10月、ひきこもりの誤解と偏見を解消し、地域社会がより理解を深めることを目的とした「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」を開催しました。

「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」は6都市(埼玉、長崎、京都、福島、島根、石川)で開催され、各地域で活動するひきこもり経験者や家族、支援者が集まり、地域の実情を踏まえたディスカッションとワークショップを通じて、「誰もが生きやすい地域づくり」について考えるというイベントです。

さいたま市で1回目

第1回となるさいたま市でのイベントでは、開会セレモニーから始まり、パネルディスカッションとワークショップを開催。パネルディスカッションでは、ひきこもり当事者や家族、支援者、行政関係者などが参加し、各地域のテーマに基づいて話し合いました。さらにワークショップでは、参加者が小グループに分かれ、地域でのひきこもりに関する正しい知識を広める方法や支援活動について議論し、それぞれのグループが考えたアイデアを共有して発表しました。

導入の背景

このイベントは、ひきこもりに関心を持つ一般住民、福祉領域に関心を持つ学生、地域支援センター職員、自治体職員、社会福祉施設、民間団体などの支援者に開かれています。参加者は、ひきこもりの実情や支援の重要性について学ぶことができ、地域社会におけるひきこもりへの理解と支援の拡充に貢献する機会を得られます。ひきこもりの現状を知り、解決策を考える動機は、ひきこもりの人数が約146万人と推計され、社会課題となっていることに起因しています。厚生労働省は、このイベントを通じてひきこもりの理解を深め、必要な支援を考えるきっかけを提供しています。

難しいのは当事者にとって「元ヒキ」は既に別の存在ということですね。それぞれ事情が違うわけで元だから理解できるわけでもないし解決もできない。ましてNPOやらで組織だつとビジネスに感じてしまう。個人的に言えば、求められているのは根本的な変革だと思います。例えば「働かなくても別にいい社会」みたいな感じです

 

 

参照ひきこもりVOICE STATION 全国キャラバン/厚生労働省

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