高山市が氷河期世代を1名募集、非正社員限定の理由とは?

画像高山市職員採用試験について ~令和2年採用(追加募集)情報~/岐阜県高山市

岐阜県高山市は2020年2月、就職氷河期世代を対象にした採用試験の募集を開始しました。

同市の公式発表によると、募集対象は1名で、昭和49年4月2日~昭和59年4月1日までに生まれたひとのうち、2020年2月1日現在、正規雇用として働いていない人の応募を受け付けます。

応募は2020年2月15日~2020年3月19日。試験内容は一次試験で、教養試験(高卒程度)に論文試験、二次試験に面接が予定されています。

 

お詫び

ゆめ
更新遅れてすみません。実はインフルエンザにかかってました…

 

地元社員引き抜き防止!

高山市は募集要項にて、「2020年2月1日現在、正規雇用として働いていない人」と条件を付しています。

当サイトで条件の理由について問い合わせたところ、「高山市では別の採用枠でUIJターンによる採用を設けるなど、地元企業に勤務する人材の引き抜きになるようなものを避けている」と市担当者。今回高山市で実施する氷河期採用は、市内在住者も応募できるが、すでに地元民間企業で正規雇用として活躍する人からの転職を避ける意図があるようです。

ただし、同市は応募者数の低迷にも悩むジレンマを抱えています。今回氷河期世代の採用自体を決めた理由も、国の要請だけでなく、同市で活躍できる幅広い人材を求める意思があるとのこと。人材を望む市の採用意欲は強いものと伺えます。

参照高山市職員採用試験について ~令和2年採用(追加募集)情報~/岐阜県高山市

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