1日千円の支援金つき!さいたま市で氷河期向けインターンシップ開催

 

埼玉県さいたま市は2020年11月11日、不安定雇用や無職状態に悩む就職氷河期世代を対象にした、支援金付きのインターンシップ「就職氷河期世代向けインターンシッププログラム」の開催を発表しました。

 

さいたま市が公開した資料によると、今回実施を決めた「就職氷河期世代向けインターンシッププログラム」は10日間の座学研修に加えて、市内の協力企業による企業実習を組み合わせた、基礎職業レベルのインターンシップです。

 

対象者は正社員就職を希望する就職氷河期世代(概ね35歳以上49歳以下)で、10名ほど募集するとのこと。内容的には基礎研修で社会人基礎レベルのビジネスマナーや面接対策などを身に着け、その後にさいたま市内の企業で実際に就業研修を行うというもの。
また、企業研修においては参加者側に1日千円の支援金を給付することで、金銭面の負担も支援するとしています。

 

さまざまなメリットをアピール

 

さいたま市は今回のインターンシップについて、多くの参加者側のメリットをアピールしています。

具体的には、座学研修中に行うビジネスシーンや就職活動に関する研修により、企業が求めるスキルを無料で身に着けることができるとのこと。また、パソコンスキルに不安のある人を対象に追加のofficeソフトウェア研修を実施するため、デスクワークへの対応力も身につくとしています。

更に肝心の就職効果についても、言葉を厚くして語っています。インターンシップ参加企業は氷河期世代の採用に意欲的な企業が集まるため、マッチングの成果によってはそのまま採用もありうるとのこと。万一ミスマッチした場合も、別の企業へのチャレンジ機会を作り、安定雇用を促すものとしています。

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